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日の丸構図:被写体を真ん中に置くべきとき
端正で静か。シーンがもともと左右でつり合っているときに効きます。
01
どんな構図か
被写体を中央に置くのは、あえて三分割法を破ることです。シーンがもともと左右でつり合っているなら、中央の被写体は端正で落ち着いた、意図のある印象になり、見る人はほかを見る理由もなく一瞬で読み取ります。はっきりした形とすっきりした背景で最も効きます。扉、花瓶、まっすぐこちらを見る顔。被写体そのものが左右対称なら、その選択が意図したものに見えます。偏ったシーンでは、同じ配置が何も考えずに撮ったように見えかねません。
02
使いどころ
- 正面から四角く収めた玄関の扉や窓
- 花瓶やカップなど、無地の背景の上のひとつのモノ
- まっすぐレンズを見つめる顔
03
撮り方
- 被写体の正面にまっすぐ立ち、目の高さで構えて、左右がそろうようにします。
- Camera Gridは画面の中央に十字とボックスを描きます。ボックスは小さな被写体から画面の半分まで、大きさに合わせて変わります。
- スコアは被写体がその中心でどれだけ左右対称かも読み取ります。被写体とその対称軸が中央に来るまでパンしましょう。
- コーチに言われたら近づくか下がり、輪が緑になって振動するまでじっと構えます。
04
よくある失敗
- ごちゃごちゃした不ぞろいなシーンで被写体を中央に置き、つり合いのないただ動きのない写真になる。
- 少し横にずれて立ってしまい、被写体自身の左右対称が崩れる。
- 被写体の上に大きな空間を残し、被写体が下に沈んで見える。
05
質問
被写体を写真の真ん中に置くのはいけないこと?
まったくそんなことはありません。被写体やシーンが左右対称のとき、あるいは端正で静かな雰囲気にしたいときは、中央が効きます。シーンが偏っているときは効きにくくなります。Camera Gridは、無地の壁の扉のように、中央の被写体自身の形に左右対称を測ったときに日の丸構図を選びます。
日の丸構図と左右対称構図の違いは?
日の丸構図は、花瓶や戸口のように、形そのものが左右対称なひとつの被写体の構図です。左右対称構図は、ファサードや並木道のように、シーン全体が画面の左右で対称になる構図です。Camera Gridは、測った対称の幅で両者を見分けます。