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画面いっぱい:寄って、余計なものを切る
被写体が写真のすべてになるまで寄る。ほかのものに口を挟ませない。
01
どんな構図か
画面いっぱいに撮るとは、被写体が写真の大部分を占めるまで寄り、張り合う背景がほとんど残らないようにすることです。ディテール、質感、表情がそのまま主題になります。貝殻の模様、木目、動物の目。どこを見ればいいか迷うことがなくなり、散らかった背景も隠れます。この大きさでは、ふつうは中央に置くのがいちばんです。これほど大きな被写体には、三分割の線へ動く余地がないからです。
02
使いどころ
- 花、果物、質感のクローズアップ
- ペットの顔や動物のポートレート
- ドアノッカーやタイルの模様などの建築のディテール
03
撮り方
- 被写体が画面の半分以上を覆うまで、近づくか2×から4×くらいにズームします。スマートフォンは被写体と同じ高さで水平に。
- Camera Gridは中央に十字と大きなボックスを描きます。大きさは画面の半分からほぼ全体までです。
- 届くまでコーチが「Step closer, or zoom in」(近づくかズームイン)と言い、そのあと中央へとパンさせます。
- 被写体がボックスを埋めると、輪が緑になって振動します。撮りましょう。
04
よくある失敗
- くちばしの先や花びらの上端など、大事な端をうっかり切ったように見えるかたちで切ってしまう。
- レンズがピントを合わせられる距離より近づき、被写体がぼやける。
- デジタルズームしすぎて、細かいディテールがつぶれる。
05
質問
写真で「画面いっぱい」とは?
被写体が写真の大部分またはすべてを占め、背景がほとんどないか、まったくない状態のことです。ディテールを強調し、気を散らすものを取り除く技法です。近づく、ズームする、あとでトリミングする、のいずれでもできますが、ふつうは近づくのがいちばん画質が良くなります。
画面いっぱいにするには、ズームと近づくのとどちらがいい?
近づけるなら近づきましょう。メインレンズの画質をそのまま保てます。動物や建物のように近づけないときはズームします。望遠レンズのあるiPhoneなら、その倍率ではディテールがよく残ります。光学の倍率を超えると、ズームはトリミングになり、ディテールが落ちます。